仕事に失敗は付き物ですが、ネチネチ長々と説教してくる粘着質ってどうかしていると思いませんか?

そういう奴に限って、自分のミスには寛容という…

確かに、仕事は完璧にできて当たり前。だけど、新入社員なんて右も左も分からないんだから、自分の犯したミスが何かさえ分からないことがありますよね?

僕たち総務は、直接指導することは極力控えているんだけれども、君たちが立派になっていく様を陰ながら応援していますよ!

31歳女エンジニアが人生で一番辛かったこと

はじめまして、新卒時代に仕事で大失敗をやらかした、エンジニアをしている31歳のエリカです!

皆さんは仕事で大きな失敗をしてしまったことはありますか?

社会人をやっていると誰しも大なり小なり失敗をしたり、壁にぶつかったりすることはあると思います。私も、もちろんこの10年間で多くの失敗を経験してきていますが、社会人一年目の頃、お客様の前で大失敗をし、大恥をかいてしまったことが今でも忘れられない、人生で一番の辛かったことです!

社会人になってまず口うるさく言われるのが、いわゆる「 ホウ・レン・ソウ 」だと思います。

そんなこと言われなくても分かっているよ!と思うのですが、最初の頃は緊張してしまってそれが上手くできないこともあるんですよね。

相手が厳しい上司だったりすると尚更です。

まさに私はこのパターンで、厳しい上司に怯えるあまり、上手くコミュニケーションが取れずに失敗をしてしまいました。

私が新卒で配属になった部署は法務関係の部署で、取引のある会社の方から電話や来訪で、法律に関する質問を受ける立場でした。間違えたことを答えてしまうと私の会社も取引先の会社も法律に反してしまう可能性がありますから、一つ一つ、上司に確認をしながら回答をします。

ところが、この上司がとーっても厳しい方で、

  • 結論から先に言え!
  • 君の報告は長ったらしい!
  • 要するに、何が言いたいの?!

といつも私は怒られていました。

そんなことが続き、上司に相談することにストレスを抱えていたある日、来訪での相談の予約が入りました。そして、私は上司から「 今回は君が対応しなさい。私は隣で座ってるから。 」との指令を受けました。いざ、お客様が来て質問を受け始めましたが、お客様からの質問が難しすぎて、私の頭のなかはパニックを起こしてしまいました。

困って隣の上司を見ると、目線も合わせてくれることなく、黙ったまま座っています。私はどうすることもできず、仕方なくその場しのぎの回答で対応を終えました。そしてお客様が帰ろうとしたとき、隣にいた上司が口を開きました。

「 では、今までの話を整理しましょう。 」

そしてそこからは上司がお客様の質問をまとめ、私の答えた回答をどんどん覆していきます。お客様も、えっ?さっきと全然違うんじゃないか?という怪訝な表情をされていましたが、問題点はすべてクリアになり、お客様をお見送りしてその場は終了しました。

彼女が仕事の失敗で感じた痛みとは?

お客様が帰られた後、もちろん私は上司からものすごい勢いで怒られました。

  • 全然相手の質問の意図を掴めていなかったじゃないか
  • 何故分からないことを勝手に答えたんだ

すべて、上司の言うとおりです。

本来であれば、私が落ち着いて、「 この場では分かりかねますので、一度ご質問をお預かりして、後日正式に回答致します。 」と言えば良かったのです。

答えなきゃ!!一人で何とかしなきゃと思ったのが失敗の原因でした。

そんな初歩的なことも分からなかった自分が悔しかった。このくらいのことで頭が真っ白になってしまった自分が情けなかった。そして、そんな失敗を上司やお客様に見られてしまったのがとても恥ずかしかったです。

お客様としても、「 今後あんな奴には相談できないなぁ… 」と思われたのではないかと考えると、自分は法令担当として失格だと思いました。

ただ、この失敗で一番思い知ったのは、私と上司との信頼関係が出来上がっていなかったことだと思います。

私が上司に助けを求める視線を投げたときに、上司は明らかにわざと無視をしました。恐らくそんな崖っぷちの状態で、私が社会人としてどのように対応するか、これまでに教えられたことをきちんと身に付けているかを見るためだったのだと思いますが、私にはそうは思えず、その上司の態度に追い詰められたのは事実です。

上司との信頼関係がもう少し出来上がっていれば、私も落ち着いて違う対応をとることができたのではないかと考えてしまいました。

痛みを解消するため日頃のコミュニケーションを大切にした

この経験から私が学んだのは、一人で抱え込まない、分からないことは分からないと言って良い、困ったときに頼ることができるような信頼関係を上司との間で築くために、日頃からコミュニケーションを取ることが大切だ、ということです。

ビジネススキルを学ぶための自己啓発本などを読むと、「 上司に質問するときには、自分の意見をまとめた上で質問しましょう 」というようなことがよく書いてあります。もちろん、そうすることがベストです。

しかし、あまりにもどうしたら良いのかわからないときは、自分の意見を持つことなどできません。その時には、「 何も浮かんでこないくらい、どうしたら良いのか分からないんです! 」という自分の状態を、正直に伝えることも必要なのではないかと考えるようになりました。

上司にその状況を包み隠さずに正直に話すと、「 考えろ! 」と言われてしまうこともありましたが、上司も鬼ではないので、その時の私の状況に合わせたヒントを下さるようになりました。そのように、お互いの間にある溝を、怖がらずにコミュニケーションで埋め合わせていくことが何よりも大切なのです。

そしてそれは上司との間でだけではなく、お客様との間でも同じです。私はそれまではお客様が知らない用語を使われても、なんとなくスルーしてしまっていました。相談をされている立場なのに、そんな初歩的なことを聞くのが恥ずかしいと思っていたからです。

しかしそれ以降はその恥ずかしさは考えないようにし、「 不勉強で大変お恥ずかしいのですが… 」と、一つ一つ聞くように心がけました。

「 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 」ということわざがありますが、それを身をもって実感したのはこのときでした。

彼女が痛みを克服した理由それは失敗を恐れないこと

コミュニケーションを積極的に取ることによって上司と私との間にあった溝を埋めたり、お客様に分からないことは分からないとはっきり言うことをためらわなくなると、それまで感じていた「 苦手意識 」が少しずつ薄れていくのを感じました。

それは、上司への報告や相談をする際に感じていた苦手意識、お客様から質問を受ける仕事に対する苦手意識、両方です。

それまでの私は

  • 仕事は完璧にこなさなければならない
  • 失敗は許されない
  • 知らないことは恥ずかしいことだ

という想いが強すぎだのかもしれません。

周りの先輩方にもその話をすると、「 完璧主義過ぎるんだよ~!最初は知らなくたって失敗したって当たり前なんだから、ビビらないで周りを頼りにして良いんだよ! 」と言われました。

またその際に、先輩方が新人時代にやらかした大失敗談なども聞くことができ、「 偉大に見える先輩方も、みんな私と同じような道を通って来ているんだなぁ 」と思ったものです。

先にも書いた通り、私はビジネススキルを学ぶための自己啓発本等も読んでいましたが、そこにはあまり「 失敗談 」は載っていないんですよね。

載っていたとしてもそれは、「 優等生な失敗談 」なんです。

そういった類いの本には現れてこない、先輩方から生で聞く、ちょっとぶったまげるくらいの失敗談を聞くと、何だか自分も頑張れるような気がしてきました。

そして、自分が後輩を育成するようになってからは、新人時代に自分がやらかしたことを笑い話として積極的に提供しています。

今、この文章を読まれている新米社会人の皆さんも同じような場面に遭遇されることがあるかもしれませんが、その時にはどうぞ、この私の教訓を思い出していただければ嬉しいです。

誰にも仕事の相談ができずに失敗を繰り返したOLまとめ

最後に要点をまとめておきますので、参考にしてください。

 怖い上司にあたってしまい、ミスを連発し怒られる日々
 怖い上司とコミュニケーションが取れておらず、全部自分で抱え込んでいたい
 コミュニケーションを密にしたら、お互い理解しあえるようになった
 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

僕も、上司となった人達とは、散々ガチンコの喧嘩( 殴り合いじゃないよ )してきました。人間、そうやって信頼関係が少しづつ生まれていくものです。

当時の若気の至りは本当に懐かしく、今では腹を割って話せるオッサン同士になりました。

そろそろリストラ組の忘年会かな…

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